2013年7月22日月曜日

司法行政文書開示: 事件記録等の閲覧等に関する事務の取扱いについて

宮崎地方裁判所にて司法行政文書の開示がありました。


● 事件記録等の閲覧等に関する事務の取扱いについて


●企画提 案 募 集 要 領
《宮崎地方裁判所本庁庁舎等における使用許可(乾式複写機の設置)の相手方の選定》

● 企画提案書


問題点:
* 白黒コピー1枚当たり20円以下という条件の算定根拠が不明
* 企画提案書の提出期間が4日間と短い。
* 提出方法  提出場所に持参する方法による(郵送又は電送による提出は受け付けない。)。

* 「2)使用許可を受けた者は,自らの責任と計算で乾式複写機を設置し,これを利用させる営
業をすることになるため,設置する機器の電力使用量,機器メンテナンス等に関する一切
の経費を負担しなければならない。」
とあるが、電力使用量の計測方法が不明である。

* 閲覧規則について、民主的統制がとれていない。事務局員が勝手に決めている。
* 全国の裁判所で10円以下の裁判所はあるのか。


 開示場所は4階の総務課でした。端の方に検察審査会の仕切り壁があり、小さなテーブルがありました。
1人の監視人がじっと閲覧者を見つめていました。
メモをとるために持参のスキャナーを電源に接続しようとすると、使用できない、との妨害がはいりましたが、ちょっと待ってと監視人が本部に伺いに行っている間に接続できました。3分で終わりました。

万が一、電源が使用できない時のために、車のバッテリーから100Vが取れるインバーターを車内に常備しておきましょう。

裁判所の保有する司法行政文書の開示に関する事務の基本的取扱いの実施の細目について
(ア)当該裁判所の庁舎内において開示申出人が持参した複写機等を使用させる方法

と規定されており、電源が使用できないとの規定はありません。
コンセントは何のためにあるのか? その場所で電源が必要になった時のためにあります。

5円コピーが普及しています。国の情報公開に係るコピー料金は10円です。
この時代に、表現の自由の守護者であるべき裁判所内において、20円で商売させるという発想が恐ろしいことです。
このような国が他にあるのでしょうか。

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